茶来未

日本茶を中心に、伝統を大切にしながら、
生活者のシーンに応じた日本の食文化の魅力を、
時代に応じて提案し続けます

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日本を代表する茶の名産地では、
古来より細分化された地区単位の特性を最大限に活かしたお茶づくりが盛んにおこなわれてきました。
茶来未では地元「神奈川のお茶」の再建に取り組む中で、
県内各産地の魅力がまだまだ体現されていないお茶づくりの現状を変えるべく
「丹沢大山茶」ブランドの立ち上げを推進致しました。
神奈川県では様々な市区町村で茶が生産されています。
土地ごとの気候・風土・環境で茶の質は変化し、摂理に基づいた茶の栽培・
加工が実施されることで初めて産地ごとの特色が尊重され、
「神奈川のお茶」として多様性に富んだ魅力を発信していくことに繋がると考えます。
ワインの格付けである「シャトー」に近い考え方で茶園の特性を捉え、
生産者としての観点からも継続的な営農を目指します。

「丹沢大山茶」とは

ほぼ全域が神奈川県に位置する丹沢山地は「神奈川県の屋根」と形容され、山梨県・静岡県に接するように広がり、中心部は「丹沢大山国定公園」に、その周辺部は「県立丹沢大山自然公園」に指定されています。
東端に位置する「大山」(標高1252m)は古くから特に信仰の対象として親しまれたことから、総称として「丹沢大山」と表現されることがあります。丹沢山地は都心部から約50kmとほど近く、原生林やニホンカモシカ・ツキノワグマなどの大型野生動物、深い渓谷に沿って四季折々に表情を変える、豊かな自然が残る場所です。 また、農林業や自然災害の抑止を通して地域社会の支えとなり、神奈川県の水源地域としても重要な役割を果たしています。
この豊かな水源林の水で育ち、適切な茶園管理・独自の製法で生産された神奈川県産のお茶が「丹沢大山茶」としてブランド認定され、「神奈川のお茶」の魅力を再発見すると共に、伝統を継承して参ります。

湘南の農作物を大切にいただく
自然の恵みと生産者さんに感謝して、地産地消に取り組みます

日本の食糧自給率はわずか40%と言われています。この数字は、先進国の中では最低のレベル。山地が多いという国土の特徴はありますが、それだけが原因ではありません。
農作物の生産量の約40%が破棄されているというのです。「曲がっているから」「傷があるから」と、味や安全性ではなく形の問題で売れないのが理由だそうです。そこで「茶未来」では、地元・湘南で育てられた“規格外”の野菜や果物を買い取り加工することで、新たな食品として送り出すことを考えました。例えば、ミカンの皮は乾燥させてお茶に混ぜたり、ドライトマトを作ってお菓子やスープの原料にアレンジしたり。収穫された大地の恵みを、大切にいただく提案をしていきます。 “もったいない”という古くから日本にあった美徳を思い出してみてください。

減圧乾燥機でおいしく加工
野菜や果物のおいしさを活かす、貴重な加工技術です

30~35℃の低温で、980ヘクトパスカルという大型の台風と同じくらいの減圧状態で、
野菜や果物の水分を蒸発させることができる減圧乾燥器を導入。
未の豊富な食品加工ノウハウを駆使することで、食材の鮮やかな色、
みずみずしい香り、栄養素と旨みを残したままおいしく加工できます。
野菜・果物の食品加工エリアは、イオンクラスターロスナイセントラル換気システム
により、衛生的に保つことで安全なドライ加工を可能にしました。
これまでは破棄されるしかなかった野菜や果物に、新しい価値をもたせ、
おいしく召し上がっていただく方法を考え続けていきます。

神奈川県産丹沢大山茶使用
湘南ゴールド緑茶
ひだまり

神奈川県が12年の歳月をかけて誕生した柑橘類「湘南ゴールド」。
日持ちがして、手軽に湘南ゴールドの香りを楽しんでもらえるものをと、茶師佐々木が一から開発に取り組みました。湘南ゴールドの皮を減圧乾燥器で乾燥させ、神奈川県産「丹沢大山茶」と配合しました。
純神奈川ブランドのフレーバーティー、爽やかな和の香りをお楽しみください。

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丹沢大山茶

神奈川のお茶は大正12年に発生した関東大震災の産業復興策として当時の足柄郡清水村(現足柄郡山北町)で栽培が始まり、現在では神奈川のお茶の産地として定着しています。
神奈川県松田町では標高の高い山間地で上質な茶の栽培が行われており、茶畑が広がる美しい景色を見ることができます。 しかしながら昨今、後継者不足から茶畑の減少が進んでいます。
「この貴重な茶畑を守りたい」大きな流通の中では埋もれてしまう茶産地を知っていただき、本来の価値がつくことで茶農家さんの救いとなればと考え、新しいブランド「丹沢大山茶」が誕生しました。
やわらかな春のお日様の下で育ったお茶の葉を独自に火入れ焙煎し、新緑の持つ若々しい香りを大切に仕立てました。
まるで自分が茶畑でゆったりとしているような心がほっとする味です。

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