山間部で育つお茶は深い味わいを持ち、古くから高級茶として扱われてきました。
また山でお茶の樹を育てることは自然環境を守ることにも繋がります。良質な茶畑が山間で増えると地盤は固まり山や森林の保水力は守られ、雨水はゆっくりと川へ海へと流れます。小さなお茶の樹ですが、地球の循環としっかり繋がっているのです。もし山のお茶がなくなったら、培われてきた日本茶の文化と産地はどうなるのだろう…。深い歴史の日本茶と産地と生産者さんを守りたい。そこで伝統的で個性的な3種類の「雲頂の御茶」をつくりました。日本茶を世に広めることを理念に掲げる茶来未では、これからもっと産地を豊かにしていくことを軸にして、お茶の開発や提案を行っていきたいと考えています。

茶師としての役割と責任

「安心なお茶を召し上がっていただくために。」茶師という仕事は職人業。お茶を磨き、火入れをし、また合組みしお茶に仕上げるのが日常。表舞台には立ちません。作り手の顔が他の食品に比べお茶業界ははっきりしません。しかし私は工場とは別に店舗を構え、新しい世代の日本茶作りの担い手として、日本茶文化の継承と若い世代に日本茶の素晴らしさを後世に残すべく「茶来未」を立ち上げたのです。お茶作りの合間を見ては、直接お客様の前に立ちお茶を淹れさせていただいております。それにより味のトレンド・嗜好・お茶を取り巻く環境が商品開発に活かせるのです。
お茶の世界も作り手の顔が見えるよう日々努力をしていかなくてはいけないと私は考えます。

川根逸天
川根逸天

清々しい香りと爽やかな味わい、きらきらと輝く澄んだ金色の水色。空から舞い降りた、たおやかな天女のように女性的な日本茶がここに誕生しました。
南アルプスより流れる大井川の上流では、山は水はけと豊かなミネラル分が含まれる土壌に恵まれ、また茶葉の旨みを引き出す霧も発生します。様々な好条件の中で優しく清楚に育った茶の繊細な美味しさを壊さないように大事に丁寧に火入れしました。渋みと甘みの上質で絶妙なバランスをじっくりとご賞味ください。

山深い茶園の原料から清々しいお茶ができました。まさに、天からの逸品がとどきました。
天竜之継
天竜之継

まるで島国日本特有の大自然そのものを映し出したような、若々しい緑色の水色が美しいこのお茶は、天竜川上流のもっとも山深く厳しい自然環境の中で長年農薬に頼らず栽培されており、その力強さには定評があります。
茶葉とじっくりと対話し、「天竜茶」らしい豊かな生命力を生かすことを大切にした上で、極限まで磨きをかけることで、深い旨みとさっぱりとした味わい、そして香り高さを引き出し、野性味と気品という一見正反対の性質を兼ね備えたお茶に仕上げました。

2009年に最高金賞を受賞した煎茶「そんならば」の次の天竜茶として「継」を名づけました。
本山礼賛
本山礼賛

茶の栽培に適した安倍川上流山間部の「本山茶」は、静岡茶のはじまりであり、将軍徳川家康公にも愛されていた伝統・文化的に貴重な日本茶でもあります。その背景を基に茶師佐々木は感性を研ぎ澄ませ、悠久の時を思わせる重厚且つ優雅な味わいを、心を込めて表現しました。
特に寒暖差で発生する深い霧がもたらす、贅沢な旨みをたっぷり含んだ梅ヶ島の茶葉を厳選して礼を尽くし合組しました。深い味わいとあとに残る上品な甘み、育まれた大地に広がる霧を連想させる凛とした香りによって、憧れの気持ちが湧き立たされるような気高い一品です。

本山礼賛と名づけたのは、今日の静岡茶の源流である本山地区へ敬意を表したものです。
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